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2009年9月28日 (月)

1億年の時を経て…(後)

1億年の時を経て…(2)

1億年の時を経て…(前)[つづき]

「今は砂漠のここも、昔は緑が豊かで多様な生き物が暮らしていました」

第一線で活躍する科学者が、画面を通して私たちに発掘現場から語りかける。
それに合わせてCGで作られた当時の世界が目の前のスクリーンによみがえる。
水辺でくつろぐ草食恐竜の姿。
首を伸ばして食事をし、肉食恐竜から必死に逃げる恐竜の姿。

恐竜の長い首は首だけを動かすのではなく、前脚とともに動かすことで稼動範囲を広げていたという科学的説明。
化石となった恐竜の背中の骨の一部が欠けていたことについて、これは肉食恐竜が襲った跡であること、この発見によって死肉ではなく生きている恐竜が襲われていたことが裏付けられたという科学者の説明。

巨大なスクリーンで映像を見ると、自然に、昔、こんな生き物が闊歩していたのか、すごいなあ、なんで絶滅したのかなあ、ホンモノを見てみたいなあ…という気持ちが膨れていく。

そして振り返ると、そこには映像で見たのと同じ、そしてホンモノの化石の標本がΣ(゜ロ゜;)!!!

でかっ!

ながっ!

おお〜っ!

すごっ!

…と否応なしに気分が盛り上がり、大興奮!(息子ではなく私が…笑)

今回の恐竜2009 砂漠の奇跡!!では、おのおのコーナーごとに各国の恐竜発掘地でのドキュメンタリー、研究者へのインタビュー、恐竜のCGなど、およそ3分の映像がスクリーンで映され、それから展示されている化石を実際に眺め、触ることができた。

さらに、ところどころに体験コーナーもあって、ゴーグルを装着し、刷毛を片手に化石の発掘を体験したり、レバーを動かして恐竜の腕の動きを見たりと、来場者が参加できる仕掛けも盛り沢山。

アップした写真は、ボタンを押してティラノサウルスがどうやって歩いていたかを見る息子。

ティラノサウルスの体表(皮膚)が、トカゲのようだったのか、鳥のように羽毛があったのか、ゾウのようだったのか、いろんな組み合わせを試せる装置もあって驚く。私たちが見慣れていたティラノサウルスの姿(体表)は、一つの定説でしかすぎなかったことに。

つまり、

映像によって、まず恐竜に対する来場者の興味関心を高めてから、実際に見て、触れ、体験してもらうことで、能動的に恐竜に関わってもらう。

そして、さらに興味関心がわき、疑問がわき、もっと知りたい、わかりたいという余韻も味わってもらう。

そんな展示方法に深く感動。

スクリーンを通して科学者が繰り返し「恐竜を研究することはこれからの未来を考えるうえで大変意義があること」と唱え、いかに自分が楽しんでいるかを熱く語る。
昔の研究が引き継がれ、研究や発掘が重ねられるなか、長年の疑問が解き明かされ、それによってまた新たな疑問が生じ………

そんなデータの蓄積ではなく、ロマンの結晶、想いの連鎖みたいなものが伝わって来て、ああ、すばらしい!!
とまたまた感動(^^ゞ。

1億年前………と言われて、今の自分に関係がある、とすぐに思える人はあまりいない。

江戸時代ではね……、
小数の計算はね……、
金属の性質はね……、
もある意味同じ。

いかに興味を持つか、そして受け身ではなく能動的に関わるかはすごく大切…というか、それがあると楽しく学べていいだろうなあと思う。

映像で、まず興味を引き………ん? ベネッセの「ちゃれんじ」もそうかも。

この話はまたこんど (^v^)。

[こどもちゃれんじ の仕掛け]へ

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コメント

素晴らしい!(展覧会の内容も、その報告文もwink
絶対来年行こうっと(今年の夏のやりたいことリストに入っていたのに、行けなかったので・・・インフルエンザもちょっと不安だったし)
最近はヴァージニア・バートンにはまっていて(夫が)、
「せいめいのれきし」という絵本を図書館で借りてきました。まだまだ難しい本ですが(私にちょうどいいぐらいbleah)娘も興味を恐竜のところに興味津々。やはり恐竜はロマンがありますよね~。

投稿: ak | 2009年9月29日 (火) 10:30

akさん、コメントありがとうございます!
ほんとに悠久のロマンを感じました~
ある意味、今もその子孫が生き延びているんですから、生命のたくましさ、しなやかさはすごいですよね。
未だ興奮が冷めない私ですhappy02

投稿: tete | 2009年9月29日 (火) 21:56

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