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2010年5月29日 (土)

熊川哲也の“眠れる森の美女”を観る

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それは、5月の最初の土曜日。

息子の友だちの女の子、Kちゃんのバレエ発表会を観に行く。

かわいく着飾り、まるでお人形のように愛らしい仕草の踊りに息子は釘付け。

帰宅後、余韻に浸りながら 「どうして男の人は踊れないの?」 と息子。

たしかに、そのバレエの発表会に男の子、男性の登場はなかった。

「たまたま登場しなかったけれど、男の人もバレエはするのよ。お母さんは子どものころに一度観たことがあるけれど、トランポリンがないのにすごいジャンプをして、すごかったなあ」 とそのときの感動を息子に伝える。

・・・ ということがあり、いろいろやりとりがあって、たまたまチケットがとれたこともあり、5月28日(金)、熊川哲也さん率いるKバレエカンパニーの “眠れる森の美女” を息子と観に行くことに。

まさか息子がこれほどまでに興味を示すとは!

ただ、そうそうたやすくは行けない金額でもあり、タイミングがあった今回を思い立ったが吉日とばかりに放課後汗だくで帰ってきた息子と上野を目指す。

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何とかたどりついたのは、上野の東京文化会館。

幼児はさすがにいず、小学生らしき子どもはいても女の子が数名程度。しかも髪型をアップにしているところからもバレエを習っています!という雰囲気が伝わってくる。

息子は一応襟付きのポロシャツに、持っているなかでも一番のおしゃれな帽子を身につけるも、張り切りすぎてバレエの美しい立ち居振る舞いとは縁遠いこんなガテン系のポーズで写真におさまる(笑)。

「おばあさんとかおじさんとか、年をとったお客さんが多いねー」 と率直な感想を息子が大きな声で言う中、「何かしら? この親子。騒がないかしら?」 といったような視線が注がれているのを感じつつ、私は目立つお腹をかかえ、肩身の狭い思いで観劇席へ。

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観劇した3階席で期待に胸を膨らませる息子。

18時半いよいよ開演。

生のオーケストラの荘厳さ、存在感。

バレリーナの頭の先からつま先、指先まで制御された繊細な動作、仕草。

無重力であるかのような軽やかさ、優雅さ。

そして、よく知っている “眠り姫” だからこそわかる、美しく激しく可憐な踊りにこめられた意味、思い。

同じような思いに包まれている観劇席から時折舞台に向かって発せられる賞賛のメッセージ “ブラヴォー!” 。

きっと何もかも息子には新鮮で驚きで刺激的だったに違いない。

3時間近くあった “眠れる森の美女” 。終わったのは21時半。自分が臨月近いこともあり、今日は万が一を考え、上野のビジネスホテルに一泊。

さすがにいつも21時には眠っている息子に最初の元気はなかったけれど、それでも 「熊川さん、すごかったねー」 と繰り返し口にしながら、徒歩5分ほどのホテルまでジャンプしながら向かう。

日々まかれている、いろいろな “タネ” 。

息子は将来、どんな “花” を咲かすのだろう。

今日という日は、息子のなかでどんな “思い出” になるのだろう。

ベッドに入ったとたんに寝息を立て始めた息子を見ながら、息子の咲かす “花” を様々に思い浮かべながら私も眠る。

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コメント

一流の芸術を鑑賞できてよかったですねー。先週私たちもイタリアに旅行。ミラノスカラ座でバレエを鑑賞しました。男性舞踊家のジャンプにやはり感動しました。ピサの斜塔に行った時には、T君を思い出し、彼に絵葉書を出そうとうろうろしていたのですが、結局投函できずに日本に帰ってきてしましました。やはり思ったことは実行すべきですね。感動はすぐに伝えるべきだと、つくづく反省しました。今週末ぐらい赤ちゃん誕生でしょうか?ご安産をお祈りしています。Oおばあちゃんより

投稿: | 2010年6月10日 (木) 00:39

Oさん、コメントありがとうございます。
本場で本物の本格的なバレエ鑑賞とは素晴らしいですね!!
ステキな思い出ですね(^o^)。旅先でも息子を思い出していただいたなんて、それだけで感激しました。
いつもありがとうございます!!

投稿: tete | 2010年6月16日 (水) 13:30

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