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2010年6月 8日 (火)

伝記

伝記

いつもより少し早く目覚め、久しぶりに朝お父さんに伝記を読んでもらう息子。

今回、家のなかを片付けていて、空間の大部分を占めていた私や夫の本は思い切って処分できても、

産まれたときから保育園を卒園するまで毎月2冊、童話館ぶっくくらぶから息子に届いていた絵本、息子のために買った絵本や本は、どれにも印象深い思い出があって処分不可能…。

結局、赤ちゃん時代、幼少時、幼児期とに分類、整理しただけで、息子の本棚は3つのまま。

リビングに2つ、寝室に1つ設置する。

棚に本を並べながら、よみがえる思い出の数々…

まだ最近なのに遠い昔のようにも感じる入学前の3月。

6年間慣れ親しんだ保育園から小学校という未知なる世界、新しい環境になる不安を抱えた息子は、毎日のようにオネショをするようになった。

心と身体の密接な間柄。

そんなとき、息子が繰り返し「読んで〜」とせがんだのは、坂本竜馬の伝記。

ページを開くと、そこには

   「十さいすぎてもねしょうべんたれだった坂本竜馬は〜」

という記述。

オネショをそれなりに気にしていた息子は、竜馬は10歳でもまだオネショ。でもすごいことを成し遂げたということに、「自分もまだ大丈夫」と6歳である自分を重ね合わせて心の寄りどころにしていたらしい。

それでなくても史実に基づいた「伝記」は、ノンフィクションの物語が中心だった息子にとって、新鮮で刺激的だったようで、しばらく毎晩のように読み聞かせをせがまれた。

実在した人物の子ども時代から描かれていることもあり、共感したり感心したり、優れた人物の意外な一面に笑ったり考えさせられたり。

このとき読んだ「伝記」の本は、講談社の『心をそだてるはじめての伝記101人』。

まさに101人分の伝記が見開きや数ページにわたってコンパクトにおさめられているだけでなく、写真や資料なども載っていて、初めて「伝記」に触れるにはちょうどよいボリュームと内容。

面白いことに、息子はすべての伝記に興味を示したわけではなく、読み聞かせをせがんだのは特定の数名に限られていた。

特に繰り返し読んだのは、先の坂本竜馬。

そしてピカソ、エジソン、ライト兄弟、ベイブ=ルース、勝海舟…

ピカソは91歳、竜馬は33歳という短い一生。

それぞれ“一生”の長さの違いはあっても、この世での使命を果たし天寿を全うしたのだと思いたい。

そんな息子がいまはまっているのは、

国土社の 『なるほど忍者大図鑑』。

こちらも、「伝記」ではないけれど、実在した“忍びの者”としての生き様が描かれていて面白い。

脚光を浴びる人、脚光を浴びる人を陰で支える人…

「伝記」という形では記録されてなくても、自分の人生のなかでは誰もがみな主人公〜。

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