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2010年8月 3日 (火)

おしばな

おしばな

電子レンジを使った“おしばな”作り。

採集した植物をキッチンペーパーの上に並べる。

おしばな

厚手のボール紙で挟んで輪ゴムでとめる

おしばな

電子レンジで40〜60秒“チン”すれば、“おしばな”の出来上がり

おしばな

私が小学生時代に作った「おしばな図鑑」。“ワレモコウ”と“アザミ”は、なにをやってもペタンコにならずビックリ。

先週末から、とし&よしと滞在している富士の家

小学生時代、ここで毎年取り組んだ「おしばな図鑑」作り。夏休みの自由研究として。

植物を採集しては新聞紙にはさみ、重しの電話帳を乗せて作る“おしばな”。一週間後に新聞紙を開くのが楽しみだった夏の日々。

未だに富士の家には、この時に作った「おしばな図鑑」が机の引き出しにしまってあり、そっとページを開くと、草のにおいと共に植物採集の思い出がどっと押し寄せ、懐かしい。

今年5月に富士の家を訪れたとき、この「おしばな図鑑」を見つけたとしくんは、自分もやってみたいと興味津々。で、さっそくこの夏私と二人で取り組む。

当時は新聞紙を使って一週間以上かかった作業が、今や電子レンジを使えば1分もかからずに出来上がる。

新聞紙に植物を挟むやり方は、いっぺんに沢山“おしばな”ができる反面、時間がかかる。電子レンジを使うやり方は、1回に少しずつしかできない反面、あっという間にできあがる。電気代もかかるけど。

今回、毎日新たな植物を採集しようと張り切っていたものの、“おしばな”作りはわずか一日あまりで終了。

富士山麓に自生する植物(花)は減少したのか種類も数も少なくて驚く。

人が増えて環境が変わったか、気候が変わって植生が変わったか…

「いっぺんに沢山」作ることができず、必要もなく、電子レンジをたった2回ほど“チン”して“おしばな”作りは終了。物足りず、つまらない。

今年は、国連が定める「国際生物多様性年」。10月には日本で初めてCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が名古屋で開催される。

そこでは何が明らかになり、何が語られ、いったい何が打ち出されるのだろう…

環境省によれば、日本で絶滅のおそれのある種は3155種に及ぶのだとか。

俄然“他人事”には感じられなくなった日本の自然、世界の自然。

富士の家に来れば、前のまま存在し続けていると思っていたあの豊かな自然。

その自然がこんなにも失われているという衝撃、悲しさ、自分がやれること、できることは何だろう…と焦りに似た気持ち、そして、もう手の施しようがない…と諦めに近い気持ちが同時に込み上げる。

そういえば、「キッズレーダー」6月号の中で、ESDーJ(持続可能な開発のための教育の10年推進会)の村上千里さんはこんなことを話していたっけ…

「たとえ『豊かな自然』が少なかったとしても、『豊かな時間』を親子で過ごすことによって、子ども達の環境への思いや感性は育まれる… (略) …『豊かな時間』を家族や友だちと過ごすことは未来に向けて貴重な財産になるはず…」

まずはこの夏を楽しもう。

目の前の自然を

傍らの息子たちと…

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