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2010年12月 5日 (日)

今年最後の読み聞かせ

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12月2日は、今年さいごの読み聞かせ。

朝8時半前、としくんの待つ小学校へ、よしくんと一緒に向かう。

今回えらんだのは、前月からとしくんに読んでほしいとせがまれていた本。

サンタクロースと小人たち

マウリ=クンナス (著), いながき みはる (翻訳), 偕成社

最近、よく 「サンタクロースは本当にいるの?」 と尋ねてくるとしくん。

わたしは決まって 「もちろん」 と答える。

としくんのクラスの子どもたちに読み聞かせをするのは、じつはとても躊躇していた私。

いろいろな子どもがいる。

いろいろな家庭がある。

いろいろな宗派がある。

いろいろな文化がある。

いろいろな価値観がある。

としくんが大事にしている “世界” を、ほかの子どもたちも同じように受け入れることができるのか。

他の子どもたちの大事な “世界” を、私は知らないから。

もし、「サンタクロースはいるの?」 と聞かれて、いつもと同じように 「もちろん」 と答えたら、どんなことが起きるのだろう?

安心する子。

戸惑う子。

反発する子。

喜ぶ子。

悲しむ子。

いろいろな子どもたちの顔が浮かんできて、ドキドキする。

小学校につくと、すでに机と椅子が教室の後ろに下げられ、空いた黒板の前のスペースに、読み聞かせをする人がすわる椅子がセッティングされている。

体育ずわりで、その席のまわりを囲むようにすわる子どもたちの姿。

「お母さん、おそい!」

うれしそうに文句を言うとしくん。

ゆっくり、しずかに絵本を読み進める。

静かに聞き入る子どもたち。

途中チャイムが鳴っても集中力がとぎれない子どもたち。

読み終わるまで15分ほどかかる絵本を読み終える。

子どもたちは日直さんの号令で立ち上がり、「ありがとうございました!」 と大きな声。

私はホッとして、「どういたしまして」 と答えて頭を下げる。

校舎を出ると、真っ青な青空に、金色に色づいた銀杏の木。

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コメント

ああ、この迷い、躊躇、とてもよくわかります!
私もちょうど1年位前の日記にteteさんとはちょっと違うけれど、自分がどうしても読みたかった本を読むことへの迷いを書いていました。
http://homeopathy-momo.blog.so-net.ne.jp/2010-01-26
心からの思いは、ちゃんと届くんだなぁ、と小さい人たちに励まされたのを思い出しました。

投稿: momoe | 2010年12月12日 (日) 07:52

momoeさんの、この記事おぼえています、おぼえていますconfident
momoeさんは作者に手紙を書いて相談するといった行動が起こせてすばらしい~。私は読み聞かせは終わったけれど、何だか未だに逡巡してしまっています。もちろん「正解」はないのだけれど。
いろいろなお母さん(お父さん)が様々な考えや気持ちを胸に読み聞かせをしに学校に行き、子どもたちと触れ合っているということが何よりいいのかもしれませんね。

投稿: tete | 2010年12月15日 (水) 09:56

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