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2011年5月の5件の記事

2011年5月28日 (土)

とことん

とことん

ちょうど一週間前、晴れ上がった空のもとで開催された小学校の運動会。

炎天下のもとでみんな汗だく、真っ赤な顔。

ちょうどその一ヶ月前にこの世を去った父。

いつか観に来てもらおうと思っていたのに願いは叶わず。

保育園時代から知っている子どもたちの成長ぶりにも胸が熱くなり、汗と一緒に流れる涙。


リレーの選手になれず、徒競走で一位を目指していたとしくんは三位。


最近、問題行動が目立つと担任の先生に言われ、じっくりとしくんと話す。


2年生になって仲のいい友だちとクラスが離れたこと、勉強が前より難しく感じること、担任の先生によく注意されること、高学年の子にからかわれたこと、家で怒られてばかりなこと……

としくんが溜め込んでいた気持ちの数々。

だから時々ぼくの怒りの気持ちが爆発するの。

そんな告白を聞いた数日前。

とにかく聞く。とことん聞く。

私が時々父を失った寂しさ、哀しさを爆発させてしまっていたとき、

としくんは、ただ聞いて、ひたすら聞いて、最後に大丈夫?と私にいつも一言。
私もだから、

としくんが溜め込んでいた気持ちをとことん聞こう、これからも…

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2011年5月19日 (木)

いのり

いのり

…みつかった!

と思ってるかもしれないナナホシテントウムシ。

みんなに囲まれ、じっと見つめられ、もぞもぞもそ。

早く学校に行かないと遅れるヨ、

子どもたちはそんなことよりテントウムシにとにかく夢中。

ぼくの何がそんなに好きなのよ?

テントウムシがたずねても、

だってどうしても気になるんだもん!

ときっと答えるんだろうな、子どもたち。

人も

虫も

生きものみんなが

安心できる世界。

そんな世界に戻れますように…

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2011年5月14日 (土)

休みの日のうれしい発見

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仕事が休みだった5月12日(木)。

4月に復帰してから、ほとんど庭のメンテナンスができていなかったので、久しぶりに朝から庭作業。

少し小雨。

庭木の剪定をしていたら、「あっ!」 うれしい発見!

もう10年近く実をつけていなかったサクランボの木に、対になったかわいい実。

これまで実をつけなかったのは、サクランボの木を一本しか植えていなかったことに原因ありと、ようやくわかった昨年冬。

もともと植わってたナポレオンの近くに、紅秀峰と桜桃を植樹。

初めて生まれた小さな実。

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植木鉢を片付けていたら、

すっかり枯れて残念に思っていた枝からかわいい芽。

あの花だったかな? この花だったかな?

まだまだかわいい姿からはわからないけれど、とにかく芽吹いてうれしいな。

枯れたように見えていて、しっかり息づいていたんだね。

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おっ!

おお~っ!

パンジーの鉢を片付けていたら、とつぜん遭遇してびっくりうれしい。

「見て見て!!」 と、

だれかに言いたいけれど、庭には私ひとり。

せっかくの眠りをじゃましないように、ひそかに興奮しながら、そっと土のふとんをかけ直す。

おやすみなさい。

また会おうね。

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2011年5月10日 (火)

としくん

としくん

去年、運動会のリレーの選手になれなかったとしくん。

今年も念願のリレーの選手になれなかったと、先月末にポツリと一言。

去年は、泣いて悔しがって落ち込んで…、

来年こそはリレーの選手になる!

今年なれなかったのはたまたまだと自分に言い聞かして、

復活。

そして今年、

今年こそ、自分はリレーの選手なんだと張り切っていたとしくん。

リレーの選手になれなくても、泣かず、悔しがらず、落ち込んでいない…ように見えるとしくん。

でも、

お母さんにはわかる。

時々、ぼーっとし、

ノートの字は雑。

弟の前でおどけて笑わせながら、抱っこしてと私にせがむ。

この一年間、楽しみにしてきたんだもの、

今年も選ばれなかった、またダメだったというのは、ものすごくショックだよね。

ほら、ぼーっとしないで!

早く!

字をていねいに書いて!

と、としくんに言ったりもするけど、わかってるよ。

いま、内側にためこんでるいろんな気持ちを吐き出させてあげたいけど、

きっと、吐き出すにもタイミングや時間がかかることもあるだろうし、

今は、そっと見守ってるね、

としくん。

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2011年5月 3日 (火)

明日ありと

明日ありと


GWは、母と一緒に富士の家へ。

桜並木のトンネルをくぐり抜ける。

ふと、思い出したのは、父が好きだったこの古歌

明日ありと
思う心の仇桜(あだざくら)
夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは

明日があるだろうと考えることは、はかない桜の花に似ている。
夜半の嵐に散ってしまうかもしれないのに…、

と詠んだのは、親鸞聖人(9歳当時)なんだとか。

父はよくこの歌を引き合いに出して、仕事に勉学に精を出していたっけ。

たしかに、今日のうちにできることは今日のうちにする、というのも大切。

でも、

「明日がある」って信じられることも大切だよね。

特に、今は。

明日もある、

きっと嵐は来ない、

大丈夫、

きっと明日も桜は見られる、

そう信じられること、そうした“希望”や“期待”を持つことが人々を支え、次の一歩を踏み出すエネルギーになる…

だって、

私がそうだから。

もう今年は見られないと思っていた桜。

思いがけず、こんなに素敵な桜並木にここでまた出会えるだなんて。

もう二度と会えないと思っていた父にも

また会えそうな気持ち。

日本も

きっと

もっといい国に…

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