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2015年6月26日 (金)

尾澤瑞樹先生


ウクレレを習ったのは、よしくんが産まれて産休中だった、2011年2月のこと(その時の記事はコチラ → )。


楽しそうにウクレレをかき鳴らす仕事仲間に触発され、こんなの簡単簡単!と、その人からウクレレの楽器までプレゼントされたこともあり、けっこう気楽な気持ちで始めてみる。


ところが……!!!


全然弾けない。指が思うように動かない。コードが読めない、覚えられない。ウクレレを安定して抱えられない。


特にピアノなら比較的自由に動かせる左右の指が、ウクレレになると全く使い物にならない。イメージ通りに弾けないことが、あんなにストレスに感じるなんて。


職場に復帰したことで、私のウクレレは、“ハッピーバースデーツーユー” のワンフレーズを鳴らせるようになったところで一休み中。


だから、


としくんがピアノを弾きながら、苛立ちを爆発させる時、


思うように指を動かせなかったり、鳴らしたかったのとは違う音を鳴らしたりしたときに、ああもう!と大声を出したり、もうやだ!と地団駄を踏んだりする時、


ああ、わかる、わかる、そんな感じだったと、心の中で思い起こす。あのウクレレを、自分が思ったように弾けなかった時のことを。


でも、


自分のやり方にこだわりがあり、うまくいかないと癇癪を起こす生徒は、取り扱いが難しい。


特に熱心な先生にとってはなおさら。


人の話を最後まで聞かず、自分なりに理解したことを試そうとしたり、


忠告に耳を貸さないどころか、自分なりの理屈で言い返したり。


うまく弾きたい!という思いはあっても、素直に言うことを聞かず、反抗的な態度を取り続けていれば、指導者との間に深い溝ができてしまう。


そんなこんなで、前に習っていたピアノの先生との関係は年を追うごとに悪化……。


三歳の時からとしくんを見てくれた前の先生は、むしろそんなとしくんの態度を心配して手を差し伸べようとしてくれていたのだけれど、その手が見えないくらい高い壁がとしくんの前にはできてしまっていた。


でも、きっとピアノそのものは嫌いではない息子。


どうしたものかと思っていたら、すごくいいピアノの先生がいらっしゃるよ。男の子は高学年になると女の先生よりも男の先生の方がいいみたい、うちの息子はそうだったよと、その先生のレッスンを受けている人から教えてもらう。


名前は、尾澤瑞樹先生。


そんなこんなで、としくんもその評判の先生のところを訪れる。


初めての体験レッスンの日。


驚いたのは、その指導法。


小ぶりのぬいぐるみをとしくんに握らせ、親指が鍵盤に触れる角度を確かめさせたり、椅子の上に正座して座ることで、指をまっすぐに下ろす感覚を伝えたり。


とにかく具体的でわかりやすい!


長調と短調の違いを、悲しげかどうかの感覚的なもので理解させ、あまりそれ以上の違いはないと笑顔で緊張をほぐしてくれながら本質的なことに向き合わせてくれたり。


思わず、ヘレンケラーを救ったサリバン先生を思い浮かべてしまったほど(先生は男性だけれど)。


先生自身も優秀なピアニストだからか、ピアノのレッスンというよりも、音楽との向き合い方、付き合い方を教えてくれつつ、指先や姿勢といったこれまで教わってこなかったことにも気を配っていただいた。


そんな体験レッスンを受けたのが、実はもう一年前。


それから、一年近くレッスンを受け続けて来たとしくんは、それでも先生と衝突したり、怒られたりしながら、少しずつ先生との距離を縮めてきた。


そして、そんな兄の姿を見てきたよしくんも、この春、ついに尾澤先生のプチ門下生に。


レッスンに行く途中で、ものすごくトゲトゲしているアザミに驚いたり、







そんなアザミの上空をヘリコプターのように飛んで行ったルリボシカミキリを追いかけたりしながら(矢印のところに、鮮やかなブルーに黒い斑点のルリボシカミキリ。見えないかも……)、楽しそうにレッスンに向かうよしくん。







尾澤先生は、いつも笑顔で楽しくレッスンしながら、レッスンを終える頃には、生徒のスキルを一段階上げてしまうのが、本当にすごい。


でも、尾澤先生がすごいのは、それだけではなかった!!!


……という話は、また次回。






先生のブログはコチラ
尾澤瑞樹ピアノ教室

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